真空デシケーターで乾燥剤を減圧乾燥してみよう
吸湿した乾燥剤をデシケーターに入れ、圧力を下げたときに水分量や質量がどう変化するかを記録します。 圧力計、バルブ、ダイヤフラムポンプ風の真空ポンプの役割も確認できます。
ここでは、デシケーターの中に入れて減圧乾燥する対象として、吸湿した乾燥剤を選びます。
吸湿して色や質量が変わったシリカゲルを想定します。減圧による乾燥の変化を見やすい設定です。
| 目的 | 吸湿した乾燥剤から水分が抜けていく様子を見る |
|---|---|
| 見る量 | 圧力、乾燥剤質量、推定水分量 |
| 真空引き | 圧力を下げて、水分が抜けやすい条件を作る |
| 注意 | 実際の再生条件は乾燥剤の種類や製品によって異なります |
| # | 時間[s] | 条件 | 圧力[kPa] | 乾燥剤質量[g] | 水分量[g] | 乾燥率[%] |
|---|
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時間、圧力、質量、水分量を表に残します。
グラフ化
圧力と水分量が時間でどう変わるか確認します。
条件を比較
常圧、弱い減圧、強い減圧の違いを比べます。
考察する
乾燥剤の再生条件についてまとめます。
なぜ気圧は変化する? 大気圧と真空デシケーター
気圧は、上にのっている空気の重さによって生まれます。 高い場所へ行くと上にある空気の量が少なくなるため、気圧は低くなります。 海面付近の標準的な大気圧は約 101.3 kPa です。
気圧は高度だけでなく、天気によっても変わります。 空気の流れや温度差によって、ある場所の上にある空気の量や押し方が変わるためです。 天気図の高気圧・低気圧は、このような圧力の違いを表しています。
真空デシケーターでは、自然の天気変化ではなく、ポンプで中の空気を抜くことで人工的に気圧を下げます。 圧力計の値が 101.3 kPa より小さくなるほど、内部は減圧された状態になります。