← ぽいぷら自由研究ラボ
真空デシケーター実験 圧力 乾燥

真空デシケーターで乾燥剤を減圧乾燥してみよう

吸湿した乾燥剤をデシケーターに入れ、圧力を下げたときに水分量や質量がどう変化するかを記録します。 圧力計、バルブ、ダイヤフラムポンプ風の真空ポンプの役割も確認できます。

真空デシケーター実験のサムネイル
1乾燥剤を選ぶ

ここでは、デシケーターの中に入れて減圧乾燥する対象として、吸湿した乾燥剤を選びます。

吸湿して色や質量が変わったシリカゲルを想定します。減圧による乾燥の変化を見やすい設定です。

目的吸湿した乾燥剤から水分が抜けていく様子を見る
見る量圧力、乾燥剤質量、推定水分量
真空引き圧力を下げて、水分が抜けやすい条件を作る
注意実際の再生条件は乾燥剤の種類や製品によって異なります
2減圧条件・測定操作
圧力の下がり方によって乾燥速度が変わります。
真空条件のときだけ圧力が下がります。
右に動かすほど、圧力が戻りやすくなります。
1秒から指定できます。
3デシケーターとポンプ
101kPa
ポンプ ON
減圧で、乾燥剤から水分が抜けやすくなります。
4グラフ
圧力101 kPa
乾燥剤質量4.80 g
水分量0.50 g
乾燥率0%
5記録表
# 時間[s] 条件 圧力[kPa] 乾燥剤質量[g] 水分量[g] 乾燥率[%]
無料版では先頭20件をCSV出力できます
全件CSV出力は有料会員向けです
6実験後の整理
1

CSVを保存

時間、圧力、質量、水分量を表に残します。

2

グラフ化

圧力と水分量が時間でどう変わるか確認します。

3

条件を比較

常圧、弱い減圧、強い減圧の違いを比べます。

4

考察する

乾燥剤の再生条件についてまとめます。

コラム

なぜ気圧は変化する? 大気圧と真空デシケーター

気圧は、上にのっている空気の重さによって生まれます。 高い場所へ行くと上にある空気の量が少なくなるため、気圧は低くなります。 海面付近の標準的な大気圧は約 101.3 kPa です。

1 atm = 101.325 kPa

気圧は高度だけでなく、天気によっても変わります。 空気の流れや温度差によって、ある場所の上にある空気の量や押し方が変わるためです。 天気図の高気圧・低気圧は、このような圧力の違いを表しています。

真空デシケーターでは、自然の天気変化ではなく、ポンプで中の空気を抜くことで人工的に気圧を下げます。 圧力計の値が 101.3 kPa より小さくなるほど、内部は減圧された状態になります。

気圧の変化と真空デシケーター内の圧力低下を表す生成イラスト